各社が行っている方法は、「パソコンで行っている操作を監視カメラのように記録」 するという方法が多く見受けられますが、我々は、そのような社員の行動監視のような方法ではなく、データ&システムすべてをサーバ集中で管理し、元からそれらを取り出せなくする方法をとります。端末側ではディスプレー装置だけの「シンクライアント」(ThinClient:*注1)方式を採用します。 この方法は、漏洩する可能性を元から断つと言う方式なので、社員を監視する必要もなくなり、社内のノーハウの漏洩を元から断つことが出来ます。
システムはサーバだけで動いており、データもサーバで一元管理して情報漏洩を防ぎます。端末PCのハードディスク等の記憶媒体を使わないように制御が出来るので、コピーされることはありません。
例えば、自宅に仕事を持ち帰っても、本人認証で家でも自分のPCで仕事が可能です。仕事が済めば自分のパソコンには何も残らないので情報が漏れようがありません。
すべてがサーバにあるので、ノートパソコンなどにシステムやデータを入れる必要がなくなります。情報漏洩を元から防げます。
端末は、Windows95・98・ME・NT・2000・XP、Machintoch(OS10以上)、UNIXなどほとんどのマシーンがそのまま使えますので、端末が有効利用できます。
ソフトウェアはサーバにあり、サーバで動きますので、端末側の速度は上記どの機種でも変わりません。
ブラウザーを通じてアクセスしますので、インターネットでもイントラネットでも可能で、あたかも自分のPCで動いている感覚でアプリケーションを使えます。
データセンターにサーバを、預けるいわゆる「ホスティング」サービスをデータセンターと合同で近々に始めますが、この方式をとるとデータセンターが破壊されない限り、情報漏洩は起こりえません。今後はこの方式が多くなるでしょう。